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Diary of Jodel-Nozomi

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エルトゥールル号 遭難事件

絵本 道徳

 以前 杉原千畝さんの映画の話を書きましたが、同じ日に「海難1890」という映画もロードショーされたので今回は海難1890を観ました。

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うーん、、、残念。映画はとても残念。こんな感想を述べては失礼かも知れませんが心底残念です。 映画についてはこれ以上述べるのはやめておきます・・・ハァ・・・。

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さて、私がエルトゥールル号の話を知ったのは9年前。トルコに行った時にトルコ人にこの話を知っているかと聞かれ知らないと答えたら本気で叱られたのです。トルコに行った理由は当時ドイツ人考古学者のシュリーマンに憧れていて、トロイの遺跡を見たかったから。そう言ったらその方に「日本人は皆そう答える。外国にばかり憧れ、日本の良いことを全然知らない」とガッカリされ。ごもっともすぎて心にズシン。その言葉が痛く胸に刺さり帰国してすぐに買った本が道徳の教科書という本でした。エルトゥールル号のことも書かれていますがそれ以外にも日本の良いエピソードがぎっしり。学校の授業では習わなかったようなことがたくさん書かれていて、以後私にとって今でも日々読みかえしては大切なものを気付かせてくれる人生のバイブルとなりました。

私がお勧めするのは絵本、『エルトゥールル号の遭難』という本。これは事実をそのままシンプルに伝えてくれている読みやすい本です。絵本というくくりですが大人でも十分な内容。こどもに読み聞かせるのも良いと思います。そして泣けます。

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エルトゥールル号遭難事件とは、簡単にまとめると 1890年日本を訪れたトルコの軍艦エルトゥールル号がトルコへ帰る途中台風に遭い遭難。和歌山県紀伊大島に流れ着いたトルコ人を島の人が介抱し69名のトルコ人が無事生還することができたという話。

和歌山県紀伊大島の場所↓

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紀伊大島の拡大。トルコ船が流れ着いたのは〇部分↓

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上記〇部分の実際の写真。右端の白いものが樫野埼灯台。険しい岩肌です。↓

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その95年後の1985年のイラン・イラク戦争の際、イランに取り残された日本人を救ったのがトルコであり、「エルトゥールル号の恩返し」としてこの2つのエピソードは一緒に取り上げられることが多いようです。

思い入れ深いエルトゥールル号の話が映画化されたことは嬉しく、これでより多くの人に知れ渡り嬉しいという反面 海難1890という映画は正直お勧めできないのでちょっと複雑。(すみません。) という訳で私はエルトゥールル号について知りたい人は、絵本「エルトゥールル号の遭難」をお勧めしたいと思います。30分くらいで読めちゃいます。