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Diary of Jodel-Nozomi

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節分と合わせて読みたい絵本 -泣いた赤おに-

節分で、日本各地あちらこちらで豆撒きをして鬼退治が行われました。鬼は悪者としてたくさんの豆を投げられたことと思いますがここでちょっと違った視点からの鬼の本の紹介です。今でも小学校2年生の道徳の時間にとりあげられていると聞きましたが、私もこれは昔読んでなんともやるせないむなしい気持ちになった記憶があります。f:id:Jodel-nozomi:20160205233621p:plain

-あらすじ-

ある山にやさしい赤鬼が住んでいました。「鬼」というと人間たちは皆悪い者という認識があり近づいてもくれません。でも、赤鬼はほかの鬼たちのためにも良いことをして、できれば人間たちの仲間になって仲良く暮らしていきたいと思い家の前に人間が遊びに来てくれるよう立て札を立てました。しかし誰も遊びに来てはくれません。そんな中、赤鬼の願いをかなえようと友人の青鬼と作戦を練り、青鬼がわざと悪い鬼になって人間の村で暴れ、そこを赤おにが助けるということを行いました。作戦は見事成功。赤鬼は人を助けた良い鬼だと村の人間たちに信頼され、それから赤鬼は人間と楽しく仲良く過ごしました。

月日が流れ、赤鬼は青鬼のことが気になり青鬼の家を訪ねると扉には張り紙が。「赤おにくん、ぼくと付き合っていると君も悪い鬼だと思われてしまいます。ぼくは長い旅に出ますが、ぼくはいつまでも君の友達です」それを読み赤鬼は涙を流します。そしてその後赤鬼と青鬼は再会することはありませんでした。

 

上記は大型絵本なのでこどもが自分で読んだり読み聞かせにはいいと思いますが、おとなが読むには下記のポケット文庫版が良いと思います。泣いた赤おにの作者 浜田ひろすけさんの他の作品もたくさん入っていて読みやすく、1時間あれば読めてしまうと思います。

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f:id:Jodel-nozomi:20160205235529j:plain泣いた赤おには 鬼視点の物語ですが、他にもどうぶつ視点や日常にあるモノ視点の物語が多く(擬人法と言うのでしょうか) また、ハッピーエンドでなく切なく終わるものも多くいろいろ考えさせられるのが浜田ひろすけさんの特徴なのかなと思います。