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Diary of Jodel-Nozomi

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哀愁漂うヨーデルソング・『森の小径』灰田勝彦さん

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ほろほろ こぼれる 白い花を
うけて泣いていた 愛らしいあなたよ

憶えているかい 森の小径
僕もかなしくて 青い空仰いだ

なんにも言わずに いつか寄せた
ちいさな肩だった 白い花夢かよ

 

作曲は灰田勝彦さんのお兄さんの灰田有紀彦さん。
最近よく思うのですが、こういう もの悲しい曲に入るヨーデルもまた素敵だなぁ…と。
ヨーデルって時には合図音、時には掛け声、時にはおふざけ盛り上げ役、そして時には寂しい心情をヨーデルで表現したりして、本当に多種多様だなぁと思います。ほとんどが明るくて陽気で、度を超すと陽気どころか女性にはとてもとても歌えないような破廉恥な歌も多くてヨーデル=お笑い、ノリ重視みたいなイメージが強かったのですが。
音楽ジャンルの中でピアノや弦の音色も好きだけれど、歌は『言葉』があるから好き。言葉を持つのは他のあらゆる楽器を集めても歌以外には見つからない。なので歌は面白いと思う。でも、そんな歌というジャンルにも関わらずヨーデル部分においてはヨロレイティとかレイオウとかは言うけど言葉ではない。それがまた歌の常識を逸脱してなんとも面白い。1曲の中で歌詞部分とヨーデル部分があって、どっちも喉という同じ楽器を使用するにも関わらずそれぞれ別の楽器を操っているようなそんな感覚に陥る、これってヨーデルにしかない魅力なのでは?なんて思います。「あ」とか「ル」でしか歌われない北の国からもある意味ちょっと似たものを感じて親近感が湧いてみたり(笑)・・・そんなとりとめないことを考えてみました。おしまい。